普段から無意識に使用しているオノマトペ。そのオノマトペはどんな場面で使うのかを想像しながら、言葉の力やコミュニケーションを育てるワークです。
オノマトペとは?
主に「わんわん」「にこにこ」などの擬音語や擬声語、擬態語のことを「オノマトペ」と言います。
オノマトペは1300年以上の歴史があり、日本最古の歴史書である「古事記」に記された、海水をかき混ぜる様子を表す「こをろこをろ」という擬音語を使ったことが始まりだったと言われています。
日本語には多くのオノマトペが存在しますが、外国語はどうでしょうか。「日本語オノマトペ辞典約5000語」に対して「中国語擬音語辞典には約400語」しかないそうです。(英語はもっと少ない約150語)
中国出身の研究者も「中国語話者はオノマトペの理解が困難」と研究資料の中で述べられています。オノマトペは日本語特有のものであるということがわかりますね。
ワークの進めかた・ポイント
低年齢のお子さん、発達がゆっくりなお子さんはまず、難易度★の問題からお楽しみください。
そして「ボールはどんなふうに転がるかな?」「手を叩くときどんな音がするかな?」など質問をしてみてください。
難易度★★と★★★の答えはあくまでも例なので、それ以外の解答でもOKです。
文字が書けない、または書くのが苦手な場合は、無理せず口頭で答えてもらってください。
このワークでは特に、お子さんとのやりとりを重視してほしいと思っています。
例えば「よろよろ」のオノマトペは「歩き方」についての解答が多いと予想しますが、「じゃあ、一緒によろよろの歩き方をしてみよう!」などと体で表現して笑いの要素もプラスされたらいいですね。
そして、他にどんなオノマトペがあるのかなど、話し合ってみるのもお勧めです。風船を「ふわふわ」と答えたら「ふわふわするものって他に何かあるかな?」などの質問をするのもいいかも知れません。

オノマトペを使って会話をするのは、幼い子供に多いというイメージがあると思いますが、大学生など若者の間でも会話の中に多用されているというアンケート結果があるぐらいです。
物事を情熱的・感覚的に伝えたり、仲間同士で笑いのコミュニケーションの中に取り入れたり、オノマトペは大人になっても他者とのやりとりで使えるツールのひとつです。
このワークをきっかけとして、オノマトペの魅力にもぜひ触れてみてくださいね。



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